首こり肩こりを治す方法徹底解説

スマホやPCを毎日使っている私たちは首こり肩こりに悩まされています。ではどうやったら首こり肩こりフリーの生活を手に入れられるのかを徹底的に解説していきます。

肩や首のゴリゴリの正体とは?ゴリゴリを解消する方法は?

肩こりや首こりがひどくなったなあと思うのって、肩や首を回したときにごりごりと音がしたときではないですか?あとは触ったときに固いごりごりしたものを感じた時。

ついこの間までなんともなかったのに、ちょっと動かすと音がする。

そのごりごりの正体がなにか、ちょっと調べてみました。

 

f:id:ominahesizuki:20190317061323j:plain

ごりごりの正体は固くなった筋肉を覆っている筋膜

筋膜って聞いたことがありますか?

よく筋膜リリースという言葉を聞くことがあるかもしれませんが、筋膜は筋肉を覆っている薄い膜のことで、筋肉を保護したり、筋収縮時の滑りを助ける働き、そして血液や神経、リンパ管を支えたりと大切な機能を持っています。

通常はこの筋膜はサラサラの水溶性気質で筋肉の滑りを助けてくれるため、自由に動いているのですが、長時間同じ姿勢でいたり、ストレスで体が緊張していると粘着度が高くなってしまい、筋肉にくっつき始めてしまいます。

 

f:id:ominahesizuki:20190317090839j:plain

そして首や肩の周りにはたくさんの筋肉が集まっているので、筋膜もたくさんあります。このたくさんある筋肉と筋膜、または筋膜同士がくっついてしまい、うまく動かなくなってしまうとこの「ごりごり」になってしまうのです。

こうして周囲にある血管が固くなり、血流が流れにくくなってしまい老廃物が溜まっていってしまうのです。これが筋肉の深いところでに起きてしまうので、こりがどんどん増えていき、ちょっとしたマッサージではこのこりを取り除くことができなくなってしまっているのです。

マッサージにいってもその時はよくなったような気がしてもすぐに肩こりが気になるのは、この深いところにあるごりごりするこりのせいなのです。

 

ごりごりの解消方法は?

ごりごりの解消方法は3つあります。

 

  1. マッサージ(整体)に行く
  2. ストレッチをする
  3. 筋トレをする

マッサージ(整体)に行く

f:id:ominahesizuki:20190317111626j:plain

実は整体とマッサージ、違うの知っていましたか?

国家資格が必要なもの、社内研修しか受けていないものとその差はとっても大きいです。手軽に近くにあるからと入ってしまうとあとから後悔することになるかもしれませんので、気を付けましょう。

  • 按摩マッサージ指圧師

「按摩マッサージ指圧」という国家資格をもつ方がいる場合はこの表示があります。マッサージだけでなく、指圧と揉むの両方を学んだ方たちです。

実はうちの妹がこの資格を取るために勉強中なんです。

ほとんどが座学のようですが、それでも実験体は必要なようで、試験の前には練習台にさせられています。もっとたくさん試験があればいいのに、と思ってしまうほど気持ちがいいですよね。練習台なのでたまに場所を間違えて痛い、なんてこともあるのですが。。。。

  • 柔道整復師

接骨院、整骨院などで施術をする方たちです。これも国家資格です。柔道のケガを整復することが起源のため、柔道整復師なのだとか。保険適用ができます。

  • 整体師

こちら、整骨院・整体院と間違えやすいのですが、大手のマッサージ店「てもみん」や「Reraku」のように社内で研修、認定試験を受けて合格した方たちを言います。

国家資格ではなく認定試験のため、どの協会が認定しているかによって差がでたりするそうです。

  • カイロプラクター

アメリカ発祥のもので脊椎に対して調整をするものです。アメリカでは医者と同じように大学院まで出る必要がありものですが、日本では国家資格ではなく、民間の認定資格です。

 

柔道整復師だからといって上手、カイロプラクティックだから肩こりが治らないというわけではありません。家の近くで通いやすい、上手だと思うところに行くのがよいと思いますが、このように資格に違いがあることだけは認識しておきましょう。

 

ストレッチをする

私は肩こり・首こりの解消はストレッチをするのがよいと思っているほうなのですが、このストレッチいろいろあります。

基本的には肩甲骨まわり、首回りを動かすストレッチならばなんでもよいのですが、YouTubeでよいものを見つけたので、ご紹介します。


かんたん!自動整体! 肩甲骨はがし カッチカチの肩甲骨をはがしましょう! ホップ! ステップ!!

これは肩甲骨があまり動かないかたでも少しづつできるので、ほとんど動かさない方にはおすすめです。

このほかにも検索をするとたくさんでてきますので、やりやすいと思うものをするのがいいと思います。

筋トレをする

肩こりの場合は肩回りの筋肉を鍛えましょう。

f:id:ominahesizuki:20190317105711j:plain

スポーツクラブに入っているのであれば、ローイングマシンやラットプルダウンをすると、肩甲骨、背中周りの筋肉を刺激するので良いかと思います。

(ほんとはYouTubeでお見せしようと思ったんですが、マッチョな方のものしかなかったため、断念しました。。。。)

重いウェイトでやる必要はなく、すこし軽いかなあと思う程度の重さに設定すればOKです。

筋肉をたくさんつけたいときは10回やったらそれ以上できないという重さでするのですが、肩こりの解消用であれば、動かすことに意味があるので、軽いもので大丈夫なんですよ。

 

スポーツクラブに行ってない方は、腕立てがいいのですが、なかなか難しいですよね。私も膝をついても1回、2回で辛すぎてやめてしまいます。

そこで、私がやるのは腕立て伏せの立ちバージョン。

もうすでに腕立てではまったくないんですが。。。。

  1. 壁の前に手を伸ばしたらつく位置に立ちます。
  2. 両手をまっすぐ伸ばし、胸の幅よりすこし広く壁に両手をつきます。
  3. 手をついたまま、体を壁に近づけます。ちょうど腕立て伏せをたったままやるみたいな感じです。肘は体の横に。
  4. これで肩甲骨が寄せられているのを感じられるはずです。
  5. 腕で壁を押して体を立った状態に戻す。

これを10回2セットすると、肩がすっきりしますよ。

コツは肘を体につけるような感じで曲げること。肩と平行になるように曲げてしまうとあまり効果はありません。

 

肩がどうしても痛いけど、ストレッチ程度では治らない、なんて時に試してみてください。

 

まとめ

肩や首のゴリゴリの正体、わかりましたでしょうか?

動かなくなってしまった筋肉と筋膜。そしてそこに溜まった老廃物の塊ごりごりの正体でした。

 

すぐに治すことは残念ながらできませんが、すこしづつ筋トレやストレッチを取り入れてやっていくしなかないなあとしみじみと思います。。。

 

だれか、肩こりにならない画期的な方法を開発してくれればいいなあ、なんて思う今日この頃です。