首こり肩こりを治す方法徹底解説

スマホやPCを毎日使っている私たちは首こり肩こりに悩まされています。ではどうやったら首こり肩こりフリーの生活を手に入れられるのかを徹底的に解説していきます。

肩こりに効く塩風呂の入り方とは?

先日の「林修の今でしょ!講座」ででていた塩風呂についてちょっと調べてみました!

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塩風呂とは?

塩風呂はその名の通り、お風呂のお湯に塩を混ぜてはいる入浴方法です。

塩風呂というのだから、と特殊なバスソルトを入れたお風呂を思い浮かべるかもしれません。

私も専用のお塩があるのかと思っていましたが、普通の天然塩でできるのです。

食塩よりも天然塩、または粗塩の使用がおすすめです。

こういう普通の塩でいいって、とっても経済的ですよね。

 

塩風呂の良いところと悪いところ

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塩風呂のよいところ

  • 発汗作用

 塩を入れたお風呂と入れていないお風呂は発汗までに時間をはかると4倍も差があるといわれるほど塩が入ったお風呂は汗をかくことができます。

これは浸透圧と呼ばれる体内の塩分の少ない水分が塩分の高いお風呂の水分にひっぱられて汗として出てくるからです。つまりお湯の温度で体が温まるから汗が出る通常の場合とは違うのです。

  • デトックス効果

汗がたくさん出ることによって体内にたまっている老廃物や毒素が出てくることで体内のデトックス効果があります。

そして体内に溜まった老廃物が出ることで血液の流れがよくなります。

  • 美肌効果

汗をかくことで毛穴に詰まっていた皮脂や汚れが出てきます。これにより角栓や黒ずみをとることができます。またナトリウムには開いた毛穴を閉じてくれる効果もあるとか。塩は殺菌作用があるため、汗と一緒に出てきた不純物を取り除いた後の毛穴を殺菌消毒してくれます。これが美肌にとっても良いことなのです。

ニキビや吹き出物の予防にも一役買ってくれるのです。

  • 冷え性予防

冷え性は血の流れが悪くなることによって起こりますが、塩風呂に入ることで血行が良くなり、行き届いていなかった手足まで血が流れるようになり、冷え性を予防することができます。

  • 肩こり・首こり解消

肩こりや首こりも血の流れが悪くなることで起こります。また筋肉の緊張も温めることで解消されるため、お風呂に入った後には肩こりや首こりが軽減、解消されます。

  • ダイエット効果 

 塩風呂の効果の一つであるデトックス効果。体内の毒素を出すことによりリンパの流れがよくなり基礎代謝が上がるのだそうです。

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塩は天然成分のため、アレルギー反応が起きない、あとから肌に合わずにかぶれるなどがないため、乳幼児にも安心して使える入浴剤です。

ただ、乳幼児には塩分の摂取はよくないため、口に入らないように気を付けてください。

 

塩風呂のわるいところ

これだけ見るといいことだらけですね。もちろん悪いこともあります。

  • 水分補給をしておかないと脱水症状になりやすい

発汗作用があるため、体内の水分がたくさん汗として出てしまい、水分補給が十分でないと脱水症状を起こしてしまいます。

  • アトピーや肌が敏感な方はひりひりして入れないことがある

肌に傷があったり、アトピーなどで神経が過敏になっている場合、ひりひりしてしまい、お湯につかれないこともあります。まずは塩分が低いものを使って試してみることをお勧めいたします。

  • 追い炊き機能が付いたお風呂は追い炊き機能を使うと内部がさびて壊れてしまう

塩が配管についてしまい、さびてしまうため、追い炊き機能を使用できません。

  • 発汗作用が高いため、一回使ったらお湯を入れ替える必要があり、人数が多い家族は水道代などが高くなってしまう

最初のうちは体内の毒素がでるためどろどろの汗が出てきます。そのため、衛生面からお湯を変えたほうがよいでしょう。

 

 塩風呂の入浴方法

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塩風呂の作り方

  1. お風呂のお湯を40度で入れる
  2. 30~50gほどの粗塩または天然塩をいれて溶かす

初めてはいる方、皮膚が敏感な方は少なめのお塩にして状態を確認しながら入ってくださいね。

お湯の温度は40度以上だと心臓に負担がかかってしまうため、40度で入れます。

 

入浴方法

  1. 入浴前にコーヒーを飲む。コーヒーが嫌いな方はカフェインが入ったお茶でも大丈夫。カフェインが血管を広くしてくれる効果があり、デトックス効果が上がります。
  2. シャワーなどを浴びてから体を洗います。そのとき肩甲骨回りを動かすようにして背中をよく洗ってください。
  3. 頭や体を洗い終わったら入浴です。半身浴ではなく、全身つかる形で10分ほど入ります。

    先日の「林修の今でしょ!講座」でやってましたよね。最新の研究で10分以上つかると体に負担がかかるというやつです。

    「林修の今でしょ!講座」入浴編を見ていない方はこちらからどうぞ

  4. 最後に塩のべたべたが気になる方はシャワーで洗い流します。気にならない方はそのままで。塩には保湿成分のセラミドの合成を促す効果があるそうなので、洗い流すよりも効果が高いとのことです。

 

 塩風呂は毎日入っても大丈夫ですよ。お風呂は毎日入るのがよいといわれています。

ただし、塩風呂に入った後はお塩で風呂釜がさびないようにケアが必要かもしれません。

 

 入浴後のケア

お風呂からでておすすめのドリンクは牛乳です。水分補給と一緒に汗で出て行ってしまったミネラルや肌の保湿に必要なビタミンAなどの栄養素をとることができます。

むかしお風呂から出た後にイチゴミルクとか飲んでいましたが、実はとっても良いことだったんですね、と聞いたときはびっくりしました。

 

乾燥肌対策ですが、塩風呂には肌を保湿する効果がありますが、気になる方は保湿用のクリームやオイルを塗るとよいですよ。

とくに冬の乾燥する季節は保湿をしないと体中かゆくなってしまう、なんてこともありますからね。

 

まとめ

肩こりに効果的と言われる塩風呂についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

高い塩を買ってまでやろうとは思わないですが、普通の天然塩でよければやってみようかなあと思っていただければいいなと思います。

もちろん、高いミネラルの多い塩のほうが効果が高いのかもしれませんが、目に見えて劇的に違うということはないので、好きなお塩をつかうのがいいかと思います。